- テレワーク・在宅勤務の長期化などで、自宅の仕事チェアを入れ替えたい人
- 特に、アーロンチェアの購入を検討しているけれど、最後のひと押しが欲しいという人
本記事はそんな あなた に向けて私が25年使った感想や、お得な買い方をまとめています。
私が選んだエルゴノミクスチェア候補
私がアーロンチェアを購入したのは実に25年前になります。
その当時、エルゴノミクスチェアといえば、
- ハーマンミラーのアーロンチェア
- リープチェア
くらいしか選択肢がありませんでした。
- オカムラのコンテッサ
- バロンチェア
といった名機や、今となっては当たり前のゲーミングチェアなんてありませんでした。
初めてアーロンチェアに座ったのは90年代のマックワールドExpoというイベントで座り心地の良さに感動したのを覚えています。
その後、秋葉原にあったヤマギワリビナというデザイン家具を扱うお店で、さんざん座り比べて買った記憶があります。
私のアーロンチェア
私のチェアはリマスタードでもポスチャーフィットでもない、今で言うクラシックモデル。ランバーサポートモデルのフル装備Bサイズです。
ペリクル(メッシュ)カラーがネイビーなのがお気に入りで、これは当時の限定色です。
アーロンチェアのサイズ
アーロンチェアのサイズはA〜Cの3サイズあります。
コロナ禍などあって、中々試座しに行きにくいかも知れませんが、さすがに良いお値段なので試せる方は試した方が良いです。
その上でですが、どうしてもお試しできない場合は、ほぼ男性はBサイズで良いと思います。
私は172cm 90〜100kgのデブ体型ですが、Bサイズで問題ありません。
女性や身長が低めの方はAサイズも考慮したほうが良いかと思いますが、販売サイトの身長・体重の対比表の通りで選べば、ほぼ間違いないと思います。
日本人でCサイズはほとんどの場合大きすぎると思います。
本題。アーロンチェア寿命・耐用年数は?
では本題の耐用年数についてです。
私のアーロンチェアは25年使い続けているものです。
さすがに25年も使っていると壊れたところ、動作が怪しいところもありますが、基本性能は全く劣化している印象はありません。
使用25年で補償12年を大幅に越えていますが、まだ10年は戦える気がしてます。
25年使って壊れたところ。各部の状況
1. ランバーサポート
昔のモデルにあった、発泡ゴム製の腰当てです。
ゴムなので、使っているうちに亀裂が入ってしまいました。
2度ほど交換しましたが、ただのゴムの塊が7000円以上するのです。
まぁ無くても私の座り方では問題ないので、今は使っていません。
今のモデルは腰当てがポスチャーフィットに代わっているので、問題なさそうですね。
2. アームレスト(肘掛け)
アームレストの表面やクッションに問題はありません。
が、22年目のある日、3段階の左右スイング機構が壊れてしまいました。
これも、特に固定されていないと辛いものではないので、気にせず使っています。
あと、アームレストが若干下がりやすくなったかな?と言う印象があります。
と言っても、数ヶ月使ってると、あ。と言う感じで気づいて直す程度なので、それほど困っている訳ではありません。
3. シリンダーのガス圧
これが不思議なのですが、シリンダーにヘタリは感じていません。
座る際にもガッチリホールドしてくれていますし、座面の上下動は今でもスムースです。
会社の事務所の椅子など、数年使っただけで、座る際に沈む感じがします。
それと比べると、さすが高い椅子!と言う感じです。
4. 各部のきしみ
きしみはないと言うと嘘になりますが、気になるほどではありません。
立ち上がる時だけ、キュッと言う音がしますが、それだけです。
5. ペリクル (メッシュ)
全くへたりなしです。緩くなったり、破れたりするものだと思っていたので驚きです。
6. 座面前方のスポンジ
ここ数年で劣化が出てきました。
たまにポロポロとスポンジのカスが落ちてます。
ただ、この部品、3000円ちょっとで取り寄せができますので、気になったら変えようかな、と思ってます。
アーロンチェアを25年使った感想
満足度は星5つ中4.7と言うところですかね。
自分が購入したときに、店員さんに
「姿勢良く座るための椅子であって、リラックスするための椅子ではないですけど、良いですか?」
と言われたのを覚えていますが、その通りだと思います。
購入当時、腰痛で悩んでおり、長時間の着座はこりごりだったのですが、アーロンチェアを使い始めてから、いわゆるDVT作業(画面見ながらキーボード操作)なら何時間やっても気にならなくなりました。
あと、どうでも良い点かも知れませんが昨今の在宅勤務のオンライン会議中など、疲れたら、さりげなくあぐらで座れるのも気に入ってます。
欠点・デメリットはと言うと2点だけあります。
1つ目は前傾チルトの姿勢にすると地味に滑るところです。
さながら、うっすら滑り台状態です。
なんか滑り止めクッションの類を座面に敷けば良いのでしょうが、前傾で座ることがあまりないので、気にしていません。
お勉強で教科書・ノート使う場合には、少し前傾にして使いたい時もありますが、正直、長時間は微妙です。
もう一つは、フローリングが傷つくってことですね。
元々タイルとか、フロアカーペットされている前提のオフィスチェアなのかも知れません。
チェアマットは必須です。こう言うやつ>PR:Amazon 椅子 フロアマット
ただ、販売店によってはチェアマットをおまけでつけてくれるお店もあるので、購入時に説明文をよく読まれることをお勧めします。
上記の通り「前傾チルト姿勢は地味に滑る」「フローリングが傷つく」という私にとって2点だけ欠点はありますが、後悔とか微妙って言う考えは今のところありません。
それに、25年使っても、まだ使えるっていうのもポイント高いと思います。
鬼のパンツ並みに頑丈です。
疲れるとか、合わないと言う人もいるかも知れませんが、それは、リラックス椅子を求めていたはずなのに間違えてアーロンチェアを買ってしまった結果かな。と思ってます。
あと、後悔で思い出しましたが、ミネラルとかポリッシュドベースはやめた方が良さそうに思います。
単純に汚れや指紋汚れが目立ちそうなので。
最後に。どうやって最安値で買うか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、数年前に両親にプレゼントした際に、どうやって安く買うか調べた内容を紹介します。
アーロンチェアの価格・売値は、なぜか最安値がどこも同じです。
送料無料もどこも一緒。
セールなどはほとんど見たことがありません。
であれば、ヤフオク・メルカリの類で中古を探す以外は、最安値+ポイント+おまけ(チェアマットなど・チェア引き取りサービスの内容)でその時一番安いお店を探すのが良いと思います。
なお、アマゾンでのアーロンチェアのポイントは1%固定で高くありません。
楽天で正規販売店の中からその時のポイント付与率の良いお店を選ぶのが良いでしょう。
と言うわけで、最後に私が候補にした3店舗を紹介しておきます。
ポイント率は都度変わってしまうので、それぞれのサイトでチェックしてみてください。
それでは。あなたにとって良い椅子が見つかりますように。