アスカの電動シャープナー EPS111 を直したので、記事にしました。
同じ系統の鉛筆削り EPS99 EPS121 EPS131 EPS201 EPS202 EPS401 EPS600 でも
ほぼ同じように直せるかと思います。
我が家の鉛筆削の故障状態
ズーーーーっとモーターが動き続けてしまう。
電源を入れて、ダストボックスを取り付けると、ずーっと。
鉛筆が尖ろうが、何しようが、ダストボックスを外すまで止まらない。
(逆にウンともスンとも動かない場合も、同じところを直すんだと思います)
直し方(故障状態と、直った状態の写真)
まず、コンセントからプラグを抜きましょう。
事故防止のため、重要です。
次に、裏面のネジ4本を外すと、ガバッと本体の中味↓が抜き出せます。
赤い矢印が鉛筆差込口です。
直すべき箇所は写真の赤矢印のあるところです。
ここのスイッチ押し部品は「ダストボックスにある突起と鉛筆が同時に接触した場合にONになる」と言う
よく考えたなぁと言う機構になってます。
が、上の写真は故障中のもので、突起が出っ放しになっています。
ちなみに、ダストボックスは↓の突起でココのスイッチを押し上げます。
修理後の正しい状態の写真はこんな感じです。
上の写真で飛び出ちゃっていた突起が引っ込んでいるのがわかるでしょうか。
ダストボックスの突起が押し込まれると、↓の舌みたいな形の部品が押し上げられます。
実際の直し方
矢印2箇所にある突起を押し込むと、突起のところのカバー部分が外れます。
↓外した部品(写真でわかりやすいように、実際の突起のつける向きでは無く、反転しています。)
上手いことバネで押すようにして、突起を入れ込んだら、元に戻して完成です。
感想
バラしてみたら、こう言うのが良い設計なんだろうなぁと思うところがたくさんありました。
とっても作りがシンプルにしてあるし、部品も極端にプラスチックが薄かったり、脆そうなところもありません。
また、駆動部分には削りカスが入り込まないように上手く分離されています。
子供達が何度落っことしても、バラせばなんとかなりそうな作りとわかり、感心しました。
末長く使って行きたいと思います。
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