Meta Quest 3の電源を入れたのに画面が暗くなってしまう、使っているうちに勝手に暗くなる、などの原因と対処法を説明します。
結論を先に言うと、前髪でスリープセンサーが反応しなくなってしまうから。
対策はVR用フェイスマスクで前髪を覆うか、スリープセンサーにマステしてスリープを強制停止してしまうことです。
Meta Quest 3 勝手にスリープ(真っ暗)問題の原因は?
Meta Quest 3のレンズの間には近接センサー(スリープセンサー)があります。
このセンサーがうまく働かないと勝手にスリープになってしまいます。
で、近接センサーが原因かどうかは、指で近接センサー部分を押さえてみて、レンズに何か表示されるかを見ることで調べられます。
ほとんどの原因は髪の毛
では、何で近接センサーが誤作動してしまうかというと、原因は2通り考えられます。
1つはサードパーティ製のフェイスマスクを使っていて、近接センサー部分に干渉してしまう場合(ほとんどないと思いますが)。
もう1つが前髪のスタイリングです。
下の下手な絵で紹介すると、’の’さんは問題なし。’か’さんは多分NG。’あ’さんは微妙に不具合が出るかもしれません。
ポイントは眉毛付近のおでこが出ているかどうか、です。
公式サイトにもさりげなく記載があります
実は、公式サイトの動画にも前髪をどけることが最良の快適性とパフォーマンスにつながるとの紹介があります。
Meta Quest 3 勝手にスリープ(真っ暗)問題の対処法 2選+α
ここまで読むと、「え、前髪切れってことですか!!」となってしまいますよね。
安心してください。前髪切らなくてもできる対策方法がいくつかあります。
VR用のフェイスマスクをする
一つ目の方法はVR用のフェイスマスクをすることです。
下記リンクで見ていただけるとわかる通り、前髪を覆う形でマスクをしますので、近接センサーの誤検知を防ぐことができます。
VR用のフェイスマスクには使い捨てのものと、洗えるタイプのもの両方ありますので、お好みで選んで見てください。
近接センサーにマスキングテープを貼ってしまう
二つ目の方法は近接センサーにマスキングテープを貼ってしまう方法です。
ただし、マスキングしてしまうと常時強制でスリープしなくなる問題があります。
なので、私のオススメはフェイスマスクとなります。
それでもダメなら再起動他
本記事は、近接センサーの誤動作によるスリープ(真っ暗)問題の対処方法について記載してきました。
ただ、他のケースではソフトの不具合などの場合もあります。どうしてもうまくいかない場合には、下記リンクに従い、再起動など試してみてください。
Meta Questでの黒い画面に関するトラブルシューティング
まとめ:Meta Quest 3 勝手にスリープ(真っ暗)問題の原因と対処法
以上、Meta Quest 3 勝手にスリープ(真っ暗)問題の原因と対処法について、説明しました。
問題の多くは髪の毛による近接センサーの誤動作が原因です。
このため、髪を掻き上げてみてダメな場合はVR用のフェイスマスクを使うのが最良です。
(常時スリープしなくなっても良いならば、センサー部分にマスキングテープをしてしまう手もあります)
一度試してみてください。
それでは〜!