ザクの改造方法やドムの改造方法を何回か動画・ブログに上げたのですが、やってみたいけど難しそうというご意見をいくつかいただきました。
メカ関連はそのままですが、プログラミングやハンダ付けを最小限にした方法を共有します。
よろしければ、チャレンジしてみてください。
簡易版ザクヘッド改造の動作概要
簡易版ザクヘッド改造のモノアイ動作は下記のような感じです。
- 下記を三回繰り返す。
(グポーンの効果音)→LED点灯→ランダムに三方向に向く - 1分停止
- 1に戻る
効果音はMP3プレーヤーをつけた場合にオプション指定すると発音します。
その他もプログラムの所定の場所をチョイチョイいじれば変更できます。
簡易版ザクヘッド改造で必要な材料
必要な材料は以下の通りです。(リンクはAmazonの商品ページです)
- ザクヘッド:今は第9弾 ククルス・ドアンの島編が出てますね。
- マイコン:Seeeduino XIAO
- サーボ:SG90
- LED:4.8mm 赤色 帽子型
- 抵抗:100kΩ 1% 1/4Wカーボン抵抗
- リード線 (ホムセンなど適当なものでOKです。耐熱シリコン製の方が扱いやすい)
追加でグポーンの効果音を出したい方は下記も。(難易度ちょっと上がります)
- MP3プレイヤー・DFPlayer mini
- マイクロSDカード
- 小型スピーカー
工具類
- マイコンライター:USB TypeCケーブル(ケーブルのみライターは不要です)
- ハンダゴテ: 白光(HAKKO) ダイヤル式温度制御はんだこて FX600-02
- ハンダゴテ台:白光(HAKKO) こて台 633-01
- ハンダ: goot(グット) 電子工作用 鉛入りはんだ Φ1.0mmヤニ入り SD-63
- ハンダ吸い取り線(ハンダをつけ過ぎた時、間違えた時用)
以下は100均でも十分です。 - プラモデル用ニッパー タミヤの薄刃ニッパー
- ピンバイス&ドリルビット(1〜3mmくらいのセット物)
- デザインナイフ
- コンパスカッター
- カッターマット
簡易版ザクヘッド改造の工作内容
メカ部分の改造方法はザクヘッドのモノアイをサーボで可動する改造方法【写真多数・コード付き】を参照ください。この記事では簡略化した回路部分を説明いたします。
簡易版ザクヘッド改造の基本配線
簡易版ザクヘッド改造の基本配線は下記の通りです。
上の写真では色々結線されてますが、MP3プレーヤーをつけなければ下記のみです。
サーボからの線(3本): 赤>XIAO 5V、 茶>XIAO GND、 黄>XIAO 6pin
LED: XIAO 5pin>100Ω抵抗>アノード、 カソード>GND
簡易版ザクヘッド改造のmp3プレーヤー接続配線
mp3プレーヤーをつなげる場合は、XIAOの8pin、9pinをTX/RXにして、mp3プレーヤーの電源、GND、RX/TXをつなげばOKです。(上の写真の細いリード線4本)
ただ、スピーカー、mp3プレーヤー、Seeeduino XIAOを台座に収めるには、結構レイアウトがシビアです。
うまく収まるよう、リード線の長さに注意して配線する必要があります。
あとはコンパスカッターで作った裏蓋をはめこめば完了です。
(裏蓋の中央にある角棒は、XIAOにUSBケーブルが挿さったときに押し出されないようにするための支えです)
簡易版ザクヘッド改造のプログラム
上記改造に使うプログラムをこちらのリンク先にアップしました。
PlatformIO上に展開してご利用いただけます。
非商用であれば、ご自由にお使いください。
なお、pin配置を変更した場合は、myIO.hファイルを変更すればOKです。
また、mp3プレーヤーを接続する場合は同じくmyIO.hファイルの3行目のコメントアウトを元に戻せば動作します。
まとめ:【簡易版】ザクヘッドのモノアイをサーボで可動する改造
以上、簡易版のザクヘッド モノアイ可動方法でした。
記事中ではあまり滲み出てないですが、ハンダ付けの箇所や台座内部のレイアウトは格段にやりやすくなっているかと思います。
またmp3プレーヤーをつないで効果音も出せるようにしていますので、我こそはという方はチャレンジしてみてください。
それでは〜♪